出費の内訳を「消費・浪費・投資」にわけると、投資が全くなかった
数年後、どんな自分でいたいか。
そんなことを最近よく考えています。
自分を抑えず、やりたいことをやる。
毎日を楽しむ。
そのためにはどうしたらいいか。
いまは「一人暮らしをする」が有力です。
でも、一人暮らしをしたからって、なんでも自由にできるとは限らないのですが。
それにむけて貯金をしていくうちに、もっといい方法が見つかるかもしれない。
選択肢に幅をもたせるためにも、まずはお金を貯めてみようと思いました。
ということで、勉強のために横山さんの本を購入。
この本、とてもわかりやすかった!
- 作者: 横山光昭
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/04/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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1、まず固定費を見直す
節約しようと思うと、まず食費など細かいところを削ろうと考えがちですが
固定費で削れるものがあれば、その分貯蓄にまわせます。
携帯プランの見直しとかですね。私は最安プランなので見直せず。
2、消費、浪費、投資について知る
消費:生活するのに必要なお金(食料、家賃、光熱費、交通費など)
浪費:生活に必要でないもの(嗜好品、程度を超えた買い物)
投資:生活に不可欠ではないが、将来の自分に必要なもの(習い事など)
まず削るのは「浪費」、次に「消費」。
なんでもかんでも削ると、ただのケチな人になってしまう。
3、自分の出費を「消費、浪費、投資」にわけてみる
飲み会ひとつとっても、人脈作りのためなら「投資」になります。
「今月いくら使ったか」ではなく、「何につかったか」が大事。
それをパーセント化して、毎月の推移を見ていき、浪費を減らしていく。
理想は消費70%、浪費5%、投資25%だそうです。
この本を読んで、私は「投資」がほとんどありませんでした。
というのも、「こういう人間になりたい」という願望がないので、投資しようがなかったんですね。そのお金を節約すればいいじゃんという考え方でもありました。
でも、浪費を減らして投資にお金を使えるようになったら、もう少し毎日がたのしくなるんじゃないかなと思ったんです。未来を考えてワクワクできそうというか。
そしたら貯金、楽しくできるかもしれない、続けられるかもしれない。
この本は90日プログラムというのがあって、家計簿をつけて「消費、浪費、投資」で色分けをする(蛍光ペンとかで)とか、クレジットカードを使わないでみるとか、夢ノートをつけてモチベーションをあげるとかいろいろ書かれているのですが、その中に「本を読む」というのがあるんですね。横山さんはこう書かれています。
お金を貯められない人には何かを知りたい、習得したいといった意識が薄い傾向を感じます。『お金』と『学ぶこと』には密接な関係があるのです。何かを意欲的に学ぼうとしない人は、お金に対してもネガティブなのです。
この「本を読む」=投資を私はいままでカットしてしまっていたんですよね。
そういうのにお金をかけていいんだろうかという罪悪感みたいなものがあって。
でも、逆に本を読んだほうがいいのかと。節約してできたお金で、自分に投資してみようと思ったのでした。
この本、ちなみに図解版もあります。