HAVE A GOOD TIME

好きなこと、楽しかったこと、つらつらと。

SNS疲れと荒療治のため、ツイッターを辞めました。

Twitterを辞めました。
厳密にいうと完全に辞めたわけではないのですが。私は常に文字を読んだり書いたりしないと落ち着かない人間なので。

葵という名前でTwitterをはじめたのが2009年12月だったので、かれこれ5年ちょっと。
そういえば一番長く勤めた会社も5年だったなぁ。

理由はいくつかあるのですが、簡単に書くと「SNS疲れ」と「荒療治」です。
細かく書くと、こんな感じ。

  1. ストレス発散としてTwitterを利用してしまっていたから
    実家と職場でのストレスが結構溜まっているので、気を抜くとつらつらと書いてしまうんですね。わたしは言霊を信じている方なので、ネガティブな言葉ばかり使っていると、それが自分に刷り込まれてしまう。で、どんどん暗くなっていくという悪循環が起きてしまって、修正が効かなかったのです。なので無理矢理ツイッターを辞めました
  2. フォロワーさんに甘えて自分に向き合う行為をおろそかにしてたから
    自分には人としての欠点がいくつかあるのですが、フォロワーさんは4~5年の付き合いになるため、そんな私を割と受け入れてくれちゃってる。たまに叱ってくれますが。その状態に甘えてしまって、これではいつまでたっても成長できないのではと思ったのでした。なので無理矢理(以下略)
  3. ついTwitterをみて一日を終えてしまうから(つまり他のことができない)
    フォロワーさんとの会話が楽しい。本当に楽しい。巨大なチャットルームみたいに、毎日ワイワイやってました。空リプとか普通に使って、そういうやりとりをしてないフォロワーさんからは「何の話してるの?w」って言われたりしてたくらい。で、気づくともう寝る時間・・・みたいなのが多かったのです。
  4. 友人のネガティブ発言や自慢ツイートが苦痛だったから
    人生経験がそんなにないので、的確なアドバイスができない。できることといったら、その人の悩みを受け止めることくらい。なのですが、さきほど書きましたとおり、私の状況はあまりよろしくないので、申し訳ないけれど友達の悩みを受けとめるキャパがないのです。そしてわたしは昔から人の気持ちに同調しようとする性質があるため、悩んでいる人と一緒にいると、引っ張られるというか、自分もその悩みの海に沈んでしまうんですね。それがちょっと、辛くなってしまった。自慢ツイートに関してはもうただの嫉妬です。わたし醜い。と思った。
  5. ○○さんの名前を出すと▽▽さんが気分を害するとか考えるのが面倒になった
    長年ツイッターをやっていると、AさんとBさんが喧嘩したとか、付き合ってたけど別れたとか、そういうトラブルがちょこちょこあります。わたしも何人かにブロックされました。で、Aさんと遊んだ話をツイートしたいけど、ここに書いたらBさんが傷つくなとか考えてると、何を書いたらいいんだって気持ちになってしまったという。
  6. 出待ち入待ちする系の人たちからのアーティスト裏話にうんざりしたから
    ちなみに出待ち入待ちは、私もやってた経験があるので、そこは別に否定しないです。アーティストの迷惑にならないようにねとは思いますけど。
    ただ、そういうことをするような人達って、あなた探偵なの?っていうくらい裏情報を持っていたりします。(全員ではないですが)
    そういう情報はだいたいが「知らなきゃよかった・・・」というものなので、聞いていてとても悲しい気持ちになるのです。人としては好きなんですが、あまり頻繁に会話をしたくないなと思ったのでした。
  7. ギャグと理解しているが、ネタ要因にされるのにいささか疲れたから
    私は気を許した相手にはネジをゆるめてしゃべるからか、うまく伝わらないことが多いようで、アホな人的な扱いを受けるようになっていきます。学生時代はほとんど友達がいなかったので、構ってくれるのはとても嬉しい。真面目な人っていうイメージを付けられがちなので、とても嬉しい。でも最近はさすがにちょっと疲れてきたというか。ギャグでも「こっちくんなよー」とか「LINE既読スルーされてやんのw」とか言われるのはこたえるなぁと。

で、ツイッターを退会。
そしたら、なんだかとてもスッキリしてしまって。あれ?って思っています。
ただ、とても暇になりましたが。でも、時間をつくるために辞めたので、暇になるのは正解なんですけど。

ほとんどの仲良しのフォロワーさんとはLINEで連絡が取れるので、不自由しないかなとおもったりしています。むしろツイッターしてないほうが、話題がたくさんあるのかもしれないし。

2015年も1ヶ月経ってしまいましたからね・・・本腰を入れなくては。
がんばります。いろいろ。

1月の雑記・・・長くなってしまった(笑)

昨年末から諸事情により、実家に帰ってきています。
実家は田舎なので、夜になると出歩けません。
よってライブハウスになかなかいけません。

あと、転職先の上司が生理的に受け付けられないタイプの人でして
半年我慢してたのですが、精神的にきつくなり、俗にいう伊達マスク症候群になり
職場の人に顔を見せたくない、表情も見られたくない、できるなら会話もしたくないという重症フラグが立っております。苦笑

「フラグ」と書いたのは、数年前、心拍数の速い状態が続き、涙を流しながら会社に行き、同じく涙を流しながら家に帰る毎日、しまいには呼吸がうまくできなくなり、会社を辞めたことがあるから。そこまでひどくない。でも結構辛い。ので、フラグなのです。

という2重のストレスを抱えながらの1月。

ストレスをはねのけようとしているからなのか、去年より音楽を聴くようになり、本を読むようになりました。

■音楽

  1. 感傷ベクトルに出会った

    ふとしたきっかけで感傷ベクトルというバンド(2人組なので正確にはユニット)に出会い、この間アルバムも買って、毎日のように聴いています。
    もともとピアノバンドが好きなのですが、感傷ベクトルのピアノはすごくかっこいいです。「エンリルと13月の少年」のイントロでぐっさりやられてしまいました。


    感傷ベクトル - エンリルと13月の少年【MUSIC VIDEO】 - YouTube

  2. コピーバンドが再始動
    一昨年までコピーバンドを組んでいたのですが、方向性の違いにより解散(正確には私の脱退後、自然消滅)しまして。その後、方向性が似ていたメンバーで再びバンドを結成することになりました。
    先日、メンバー募集サイトで知り合った人とスタジオに入って曲を合わせたのですが、私の楽器経験が浅いので、反省点だらけ。でも楽しかった。
  3. ライブはdiscourageと細美武士さんのみ
    実家に帰ったためライブハウスに行けないと書きましたが、先日無理矢理いってきたのが、コピーバンドの練習終わりにいったdiscourage@高円寺。
    ステージに立つコーダイさんのオーラが、いつにもまして輝いていて、圧倒されてしまいました。セットリストもちょっと変えてきていて、かっこよかったです。「スカーレット」好きだなー。

    あと、昼に細美武士さんのフリーライブを観に代々木公園(アースガーデンというイベント)にも行きました。すごい人・人・人でステージは見えませんでしたが、細美さんの歌声がとても心地よくて、あとファンの方々と一緒に歌う(細美さんがハモリを歌うという贅沢な感じ)場面もあったりして。
    私はライブって1対1で向き合うものと思っているんですが、この日は、あの場所にいた人たちが一つになっているようにみえて、感動して泣いてしまいました。「風の日」が聴けて感無量。


    ELLEGARDEN - 風の日 - YouTube

  1. 若木未生さん「グラスハート」にはまる
    もともと若木未生さんの「ハイスクールオーラバスター」シリーズを愛読しているんですが、感傷ベクトルのインタビューに「グラスハート」の名前が出てきて、そういえばバンド小説なのに読んでいなかった!と頭を抱えて新装版を購入。音楽の表現がすっごくかっこよくて、何度も鳥肌を立てたり泣いたりしてます。1巻が出たのは20年前(!)なんですが、古さを感じないんですよね。音楽シーンとしては確かに90年代の雰囲気を感じるんですけど。ラストシーンが好きで好きで。何度も読み返しています。
  2. 幅允孝さんの本
    ブックディレクター幅允孝さんの本を読んでいます。昨年末から本屋に興味をもちまして。ブックコーディネーター内沼晋太郎さんについて調べていて、下北沢B&Bに行ったりしているうちに知った方なんですが、本屋じゃないあらゆるばしょに本棚を作っている方で。普通本屋ってPOPがあるものなんですが、彼らがつくる本棚にはPOPがないんですよ。ないんだけど、どれも面白い本だから手にとってもらえるっていう、その選書の仕方とかに興味を持っています。彼らの音楽版みたいな仕事がしたいなぁ。

という感じで、実家に帰ったらなにもできないんじゃないかと思っていたのですが、ライブにいけない以外は割といろいろできたなぁと。

明日から2月です!

若木未生さんのバンド小説「グラスハート」

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若木未生さんのバンド小説「グラスハート」を読んだ。
音の表現がすごくよくて、鳥肌と涙が止まらなかった。

漫画でも小説でも、最後まで読み終わると、このあとどうなったんだろう気になるから番外編でもいいから続きを書いてほしい!って気持ちになることが多いんですが、グラスハートにはそういうのがなかった。
それくらい完璧なラストだった。

ああ、このバンドの曲めっちゃ聴きたい・・・。

あらすじ-----------------
「女だから」という理由でバンドをクビにされた高校生・朱音(あかね。キーボディスト)が、ひょんなことから新しいバンドに加入することになる。なぜかドラムで。

そこでベースボーカルを務めている天才作曲家&プロデューサー藤谷さんが、いつのまにかCMのタイアップを取ってきたり、すぐレコーディングしないと間に合わないとか、直近に大きなライブを入れてしまうとかいろんな騒動がやってくるんだけど、それを乗り越えて大きくなっていく話。
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好きなところは2つ。

■登場人物の、特に人間関係がリアル。
└このタイミングでこの人がでてくるの、超納得。みたいな感じ。人物設定がしっかりしている証拠。だから最後まで読んだあとも、続きが読みたいってならない。今後が想像できるから。

■音楽の表現がいい
└人物像がはっきりしているので、細かな説明がなくてもどんな音なのかがわかる。わかるんだけど、でてくる音がいい意味で予想を裏切ってくれるので毎回鳥肌がたつ。最終巻のラストとかもう・・・!

個人的な話になりますが、私は昔から音楽の世界に入るのに「女性」という肩書きって邪魔だなって思っていて。自分が女なのが悔しいっていつも思っているんですが。だから冒頭の「女だからクビ」っていう理不尽なスタートから、この話にのめりこんでいきました。

そこで加入したバンドは、性別で悩む時間なんて全くなくて、みんな音楽に真剣で、妥協がなくて、藤谷くんとかハードワークすぎて心配になるくらいなんだけど、その感じがすごく好きだった。

若木未生さんの小説にでてくる人って、いい意味で気が狂ってる人が多いので、文章に句読点がないときが結構ある。その句読点なく突っ走ってる感じもまた好き。

なんか淡白な文章になってしまったので、主要登場人物への想いをしたためてみる。笑

★朱音:友達になりたいくらい大好き。私が泣いてる時は彼女もだいたい泣いてる。でもなんであの人と付き合ったの…!(猛爆)

★高岡くん:常にギターを持ってるひと。音楽業界に入って、楽器を愛してない人がたくさんいることに内心腹を立ててるんだけど、普段はバンドの中で一番オトナ。だけど、その怒りはギターの音色に全部でてる。そういう人です。セーラムライトの男。

★坂本くん:外界を遮断するためにヘッドホンでクリック音を聴いてる場面があって、この人似てるなーって思った。最終巻の彼は結構好き。

★藤谷さん:あなたが幸せにならなきゃだめだよって気持ちでいっぱいです。4巻のラストが衝撃的で、リアルタイム読者は、ここから最終巻がでるまで6年待ったとか辛すぎるって思った(笑)朱音と勝負をするシーンがあるんだけど、負けたのに地面に転がって「どうしよう名曲できちゃった!」って言う藤谷さんがもうばかやろう大好きってなった。

★真崎さん:朱音たちのライバル的バンドのカリスマボーカリスト。藤谷さんと異母兄弟で過去が色々辛い。不器用なのに自信家。熱狂的ファンが多いのもわかるって感じ。この人が涙したシーンが焼きついて離れない。

★鮎見:真崎さんのバンドの熱狂的ファンで、彼に特別扱いされてる人(彼女ではない)。いろいろ自分と重なるところが多くて、彼女のラストシーン(死んでないよ!笑)が一番泣いた。挿絵も入ってて余計泣いた。よかったね!!!って抱きしめに行きたいけど、誰の包容も意味がないって思う。真崎さんかっこよすぎるよばかやろう

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ちなみにこのグラスハートシリーズ、1巻がでたのが約20年前(!)
最終巻が出たのが4年前。しかも最終巻だけコバルト文庫ではなく幻冬舎からの出版(のちにこうして全巻幻冬舎からでました)。

その理由があとがきに書かれていて。当時コバルト文庫はファンタジーが主流で、こういう青春小説は全然売れなかったらしい。(ファンタジー系の1/3だったそうだ)で、体調をくずしたり色々あって、コバルト文庫からだせなくなって、6年の歳月を超えてやっと幻冬舎から最終巻がだせたという経緯があるみたいです。

そういえば羽海野チカさんも、ハチクロの続きが出せなくなって、いろんな出版社にお願いをしにいって今があると、この間でた漫画に書いていましたが、本を出すということはたいへんなことなんだなと思ったのでした。

音楽好きな人に読んでほしいです。でもこの幻冬舎からでた新装版、全部買うと6000円ちょっとするので(だってコバルト文庫10冊分+描きおろし番外編がいっぱいある)、読みたい人にお貸ししたいくらいです。ああでもコバルト文庫版だったら古本屋にあるかもしれないけど図書館とか…読んで気に入ったら買ってくださいたぶん買うことになると思うけどって気持ち(←グラスハートの影響で句読点がなくなってる)

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なんで突然20年前の小説にはまったかというと、感傷ベクトルというアーティストのインタビュー(http://www.cinra.net/interview/201406-kanshovector)を読んでたら、「愛読書はグラスハートです。レコーディング前とかに読んでます」って言ってたからなんですね。若木未生さんは「ハイスクールオーラバスター」シリーズという私の人生の一冊級に大事な本の作者でして。なのになぜ私はこの人の音楽小説を読んでないんだ・・・!と頭を抱えて本を買ったのでありました。

その感傷ベクトルの曲がまたかっこよくて。「エンリルと13月の少年」って曲が、なにこの冒頭のピアノは!歌の後ろでもずっと鳴ってるこのピアノなんですか!っていうかっこよさなのです。声もすごく好きです。YouTubeはこちら(https://www.youtube.com/watch?v=inL4lc_ucZU

で、この人たち、ミュージシャンなんだけどプロの漫画家でもあるんです。超多忙らしくて、そんなところが藤谷さんそっくりだなーと思うんですが、「グラスハート」の中に入ってると同タイトルの「ストロボライツ」っていう曲もあって、グラスハートを読んでからこの曲を聴くと、もうドキドキしちゃうんですよね。冒頭のギターの音が好きすぎて困る。(https://www.youtube.com/watch?v=CUybXos56Ks

・・・という具合にどこまでも書いてしまいそうです。どうしよう。笑

ちなみに(まだ書くか)
さっき書いた「ハイスクールオーラバスター」シリーズはCDが出てるんですが(ドラマCDも出てる)、作詞が若木未生さんと藤谷さんの共作なんですね。共作って若木さんが作者で藤谷さんはキャラクターなんですけど(笑)グラスハートを読んでからあの曲聴くと違って聴こえるんだろうなって思いつつ、もったいなくて聴けてないです(おい)

私のやりたい100のこと。そのうちの半分

あけましておめでとうございます。
2014年は肩の力を抜くことに専念したため、読んだ本とか聴いたCDとかを記録せず、ライブ予定も手帳に書かず、ゆるーく生きてしまったので、今年はきちんとすることを目標にしたいと思います。とはいえ、力を入れすぎずに。

手始めに、今年の目標というか、やりたいことを100個あげてみようと。
100個もでてこないと思いますが(笑)

【1~10】
・音楽サイト(音楽専門かどうかは未定)をつくる
・音楽がもっとたのしくなる何かをする
・フリーペーパーを作る(現在進行中のやつ。無料か有料か未定)
・歯科矯正する
・皮膚科にいって肌荒れを治す
・毎日「ウィスキー」と言って口角をあげる練習
・腹筋をしてお腹を引き締める
・一人暮らしをする
・カフェか雑貨屋で働く
・音楽カフェ的なものをやる

【10~20】

・たくさん本を読む
・たくさんCDを聴く
・マナーやしきたりを勉強する
・年相応の服を買う
・貯金する
・作品をつくる
・キーボードを練習してthe HIATUSのコピーバンドをやる
・ベースを練習する
・家にあるCDのレビューを書く
・料理をちゃんとやる

【20~30】
・つくりたい料理をノートにまとめる
・一人暮らししたときに使う家電食器をリサーチ
ボードゲームをもっとやる
・転職したい(願望)
・感動したら、作者・番組など本人に感想を届ける
・紅茶について勉強する
・紅茶&音楽&本&雑貨のお店をつくる(リアルorネット)
・緊張しいなのを治す
・プレッシャーに打ち勝つ
DTPソフトを買う(その前にMacを買う)

【30~40】

・エッセイ本を出版する
・エッセイサイトをつくる
・音楽体験レッスンでバイオリンかチェロを弾きたい
・プリンタを買う
・ダンスをやってみたい
・手話を勉強したい
・ランニングしたい
・歌いたい
・知らない土地に行く
・いろんなイベントに行く(一人暮らししてから)

【40~50】

・人見知り克服
・ライブをする
・ネガティブな言葉をできるだけ発さない
・でも喜怒哀楽をたのしむ
・色にまつわる資格をとる
・行きたい場所リストをつくる

続きはまた後日。
いきなり100個は難しかった。